シュツットガルトDFチェイス・アンリの今夏移籍に現実味 RBザルツブルクが移籍に向けて交渉開始

シュツットガルトのチェイス・アンリ photo/Getty Images

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オーストリアの強豪

オーストリアのRBザルツブルクは、シュツットガルトのチェイス・アンリの獲得に向けた動きを真剣に検討しているようだ。

ザルツブルクがチェイスに興味を示しているとの報道は、既に今月上旬頃からドイツ紙『Bild』など複数のドイツメディアが報じていたが、28日(現地時間)にドイツのサッカー雑誌『Kicker』は、同クラブがシュツットガルトとチェイスの移籍に向けた交渉を開始したと報じている。ザルツブルクのオファーの内容や交渉の詳細については明かされていない。

2004年3月生まれで現在21歳のチェイスは、尚志高校を卒業した後の2022年4月にシュツットガルトに入団。当初はセカンドチームに所属していたが、昨年夏にトップチーム昇格を果たすと、8月23日に行われたフライブルクとのリーグ開幕戦に後半途中から交代出場してブンデスリーガでのデビューを果たした。
その後、DFBポカールやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも出場機会を得るなどトップチームでも守備陣の一員として活躍していたが、年明け以降は新加入選手に押し出される形で再びセカンドチーム行きを命じられ、さらに3月には内転筋を痛めて戦線離脱を余儀なくされていた。

一方、チェイスがセカンドチームに行ったのと同じ時期にシュツットガルトはルカ・ハケス、フィン・イェルチュという若手のディフェンダー2人を獲得。彼らはその後トップチームで着実に経験を積み、シュツットガルトが優勝したDFBポカール決勝でもハケスが先発でフル出場、イェルチュも後半途中から出場して勝利に貢献している。

同年代の彼らに加えて、ユリアン・シャボーもディフェンスリーダーとして地位を確立している。そのため、チェイスのトップチーム再昇格は難しい状況になっている。

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