広島が5連勝で3位浮上 川崎は伊藤のゴールで2戦連続ドロー J1第18節まとめ

第18節が行われた photo/Getty Images

マリノスは首位鹿島に3発快勝

2025明治安田J1リーグ第18節が24日と25日に各地で行われた。

国立開催のFC東京とサンフレッチェ広島の試合では、0−0で前半を折り返して49分、DF新井直人のクロスにDF荒木隼人がドンピシャのヘッドで合わせて広島が先制に成功。勢いに乗る広島は59分、FC東京のGK野澤大志ブランドンのキックミスからこぼれたボールを、FWジャーメイン良が冷静に流し込み追加点を挙げる。広島はさらに88分にMF川辺駿のゴールで突き放して3−0。試合はそのまま終了し5連勝で3位に浮上。一方敗れたFC東京は浦和戦に続いて連敗。途中出場のFWマルセロ・ヒアンが負傷交代するアクシデントもあり今後に向けて不安が募る一戦となった。

7位の川崎フロンターレは12位のガンバ大阪をホームで迎え撃つ。試合は32分、コーナーキックの流れからFWマルシーニョが決めて川崎が先制。しかし53分にG大阪のFW宇佐美貴史がボックス内でパスを受け、冷静にゴール右下へと流し込みG大阪が同点に追いつく。7分後には宇佐美のクロスにFW山下諒也が合わせてG大阪が逆転に成功する。しかしホームの川崎も意地を見せる。79分、途中出場のMF大関友翔の縦パスを受けたFW伊藤達哉が右足フィニッシュ。DF中谷進之介に当たってゴールに吸い込まれ川崎が同点に追いついた。試合はそのまま2−2で終了。川崎はミッドウィークに行われた浦和戦に続いて2戦連続ドローとなった。

そのほか、今シーズン苦しむ横浜F・マリノスは首位の鹿島アントラーズをホームに迎え、ついに12試合ぶりの勝利を挙げる。前半に3得点を挙げたマリノスは3−1で鹿島の連勝を7で止め、今季2勝目を掴んだ。名古屋グランパスと浦和レッズの試合は51分にMF渡邊凌磨のゴールで浦和が先制するも、38分にMF稲垣祥のPK弾、後半アディショナルタイムのFW永井謙佑のゴールで名古屋が逆転。2−1でホームの名古屋が勝利した。

【第18節試合結果】

5月24日(土)
名古屋グランパス 2-1 浦和レッズ
セレッソ大阪 2-0 アビスパ福岡

5月25日(日)
FC東京 0-3 サンフレッチェ広島
川崎フロンターレ 2-2 ガンバ大阪
横浜F・マリノス 3-1 鹿島アントラーズ
ファジアーノ岡山 2-2 FC町田ゼルビア
横浜FC 1-1 柏レイソル
アルビレックス新潟 2-1 湘南ベルマーレ
清水エスパルス 3-2 ヴィッセル神戸
東京ヴェルディ 1-0 京都サンガF.C.
川崎フロンターレ 2-2 ガンバ大阪

【順位】

1位 鹿島(37/+13)
2位 柏(34/+7)
3位 広島(32/+7)
4位 京都(31/+5)
5位 浦和(30/+5)
6位 神戸(27/+2)
7位 川崎F(26/+10)
8位 C大阪(25/+2)
9位 清水(25/+2)
10位 町田(25/+2)
11位 G大阪(24/-3)
12位 岡山(23/-1)
13位 東京V(23/-5)
14位 福岡(22/-4)
15位 湘南(21/-9)
16位 名古屋(20/-5)
17位 FC東京(19/-6)
18位 横浜FC(19/-6)
19位 新潟(16/-5)
20位 横浜FM(11/-11)

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