ジョルディ・アルバが語るメッシとの関係性「彼のおかげで僕もさらに良い選手になれた」

インテル・マイアミのジョルディ・アルバ photo/Getty Images

長らくバルサで共にプレイした2人

インテル・マイアミに所属する元スペイン代表DFジョルディ・アルバがFIFA公式のインタビューに応じ、この夏開催されるFIFAクラブワールドカップへの意気込みや、チームメイトであるFWリオネル・メッシとの関係について語った。

現在36歳のアルバ。バルセロナのカンテラ(育成組織)であるラ・マシア出身で、2009年9月にバレンシアでトップデビューを果たす。2011年10月にはスペイン代表デビューも飾り、翌年夏にバルセロナに復帰した。バルセロナでは退団する22-23シーズンまでの11年間にわたって不動の左サイドバックとしてプレイし公式戦459試合に出場。27得点91アシストを記録し、6度のラ・リーガ、5度のコパ・デル・レイ、14−15シーズンのチャンピオンズリーグ優勝に貢献した。

2023年夏にバルセロナを退団すると、バルサでチームメイトであったMFセルヒオ・ブスケッツと同じタイミングでメッシが所属するインテル・マイアミへ加入。ここまで公式戦70試合に出場し8得点22アシストを記録し、リーグスカップ、サポーターズ・シールドの2つのタイトル獲得に貢献した。

先日27年までの契約延長にサインしたアルバは今夏行われるクラブワールドカップについて、「今までと変わらず楽しみにしているし意欲を持っているが、厳しい大会になることはわかっている」と語った。「過去にも同じような大会でプレイする幸運に恵まれたが、そういう大会に参加するのは特別だ。この大会は今までに経験してきたものとも違って、異なる大会方式で多くのチームが参加する。だからさらに特別なものになる。大会がスタートして、すべてのチームがここに集まってくるのを本当に楽しみにしている」とハイレベルな戦いになる大会に参加できることを待ち望んでいた。

インテル・マイアミに加入して2年が経つアルバだが、長らくバルサでプレイした戦友メッシについても言及。「長い間同じチームでやってきた。2年間離れていたが、それからここでまた一緒にやる機会が巡ってきた。一目見ればお互いが何を考えているか分かるし、一緒にたくさんのゴールを生み出すことができたのは幸運なことだ。この関係を生み出すのはとても簡単なことで、今までで最も偉大な選手と共にプレイできるのは光栄なことだと考えている」と語っていた。

続けて「レオはどんなチームでも良くすることができると僕はいつも言っていたし、彼のおかげで僕もさらに良い選手になれた。彼からアシストしてもらうことも少なからずあったし、多くのアシストを記録できたのも彼のおかげだ。どんな選手でも、数字を伸ばしたいという思いはある。今後もまだ何年も一緒にプレイしていけることを願っている」と、メッシの活躍のおかげで今の自身の活躍が評価され、今後も共に戦いたいことを述べた。

そんなアルバ、メッシが所属するインテル・マイアミは、日本時間6月15日にアフリカのアル・アハリと開幕戦で対戦する。

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