「歴史をつくろう!」 元8階級王者パッキャオが46歳にして現役復帰を正式発表 7月にWBC王者バリオスと激突

現役復帰のパッキャオ Photo/Getty Images

再挑戦へ

元8階級制覇王者のマニー・パッキャオが、21日に自身のSNSで現役復帰を正式に表明した。7月19日に米ラスベガスのMGMグランドで、現WBC世界ウェルター級王者マリオ・バリオスとのタイトルマッチに臨む。

パッキャオが最後にリングに立ったのは2021年8月、ヨルデニス・ウガスとのWBA世界ウェルター級戦での判定負け以来。引退後は母国で政治活動に転じ、大統領選に出馬するも落選。そんな中、「歴史をつくろう」とメッセージを発信し、再び拳を交える決意を世界に示した。

今回の挑戦は、WBCの規定により元王者としてタイトル戦出場資格が認められてのもの。46歳での世界戦挑戦は異例だが、62勝(39KO)8敗2分けという輝かしい戦績と、世界に与えた影響力がいまだ色褪せていないことの証明とも言える。

対するバリオスは29勝(18KO)2敗1分け。昨年11月のアベル・ラモス戦でドローに終わったものの、王座を防衛しており、今なお勢いを保つ。

パッキャオの復帰は単なる話題づくりにとどまらず、本気のタイトル奪還劇となるのか。世紀の再戦に注目が集まる。

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