昨年のMLS王者が“13戦0勝”で最下位とは…… 吉田麻也、山根視来も所属のLAギャラクシーが揺れている

今季は全く勝てないLAギャラクシー photo/Getty Images

この状況で監督との契約延長にサポーターから批判の声

昨年は優勝決定プレイオフのMLSカップを制し、頂点に立ったロサンゼルス・ギャラクシー。チームではDF吉田麻也、山根視来もプレイしているが、今年のスタートは散々だ。

昨年のリーグ王者でありながら、今年のLAギャラクシーは開幕から13試合で1勝も出来ていないのだ。0勝3分10敗と最悪な状況にあり、ウェスタン・カンファレンス最下位に沈んでいる。13試合消化時点で僅か勝ち点3であり、1つ順位が上のセントルイス・シティSCとも8ポイント差がついている。

そんな状況にも関わらず、チームは指揮官グレッグ・ヴァニーとの契約を2028年まで延長したことを発表した。ヴァニーは2021年よりチームを指揮しており、クラブ側は昨年のMLSカップ優勝など実績を評価したのだ。

クラブのウィル・クンツGMは「グレッグはMLSの歴史上最もリスペクトされ、成功を収めた指揮官の1人だ。我々は彼の下で継続できることを歓迎している。今季の成績は我々の基準を満たしていなものの、昨年のMLSカップ優勝を受けてこの決定を下した。グレッグと共に築き上げていくプロジェクトには引き続き自信を持っており、再びMLS王者になるまでの明確な道筋がある」と声明を出しているが、13戦未勝利となれば疑問の声も出てくる。

実際にSNS上ではサポーターから「13試合勝てなかったのに契約延長?冗談だろ?」、「凡庸な監督に褒美を与えている」、「解雇しないのはまだしも、契約延長は全くナンセンス。今後数年はプレイオフに出場することはないだろう」と批判の声も多く寄せられている。

ここまでの13試合を問題視するのか、それとも昨年の功績を評価するのか。クラブは後者を選択したわけだが、この判断は正しかったのだろうか。

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