WBA世界バンタム級王者・堤聖也が休養王者に 「2年前から抱えていた目の問題」手術の影響で防衛戦が行えず

激闘の影響か、目の手術を行った堤 (写真:本人インスタグラムより)

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SNSで公表

WBA世界バンタム級王者・堤聖也が14日、自身のSNSを更新し、休養王者となることを明らかにした。

その堤は2025年2月24日、元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾と壮絶な打ち合いの果てに引き分けて初防衛に成功。その後、WBAから暫定王者アントニオ・バルガスとの団体内王座統一戦の指令を受けていた。

ところが今回、目の手術を受けたことを明かし、その影響で防衛戦が行えないことを公表。投稿には詳細をこう綴った。
「ニュースにも出てますが、休養王者になる運びとなりました。2年前から目の問題を抱えており、誤魔化しながら戦っていました。今は手術も終わり経過も良好です。復帰目処のタイミングと、指名試合の期間及び相手陣営との折り合いがつかず。休養王者になる事になったみたいです。皆様が心配されているような事態ではないので、御安心ください。目の不安が取り除かれ、更に充実したボクシング人生になるとわくわくしております。また復活して、サイクロン巻き起こしていきます」

WBAには、医学的、そのほか正当な理由で一定期間内にタイトルを防衛できない場合、その該当王者を休養王者に指定するというルールがある。それが今回適用された可能性が高い。

そのため堤の復帰戦は、時期は未定だが暫定王者との王座統一戦となる見込み。その暫定王者であるバルガスは、7月に暫定世界戦を行う予定で、3位の比嘉らが対戦候補として挙がっているという。

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