ドジャース・山本由伸が6回3失点と粘りの投球で5勝目 ピンチでは「途中から冷静に分析」、大谷の13号には「すごく嬉しい。勢いづいた」と感謝

チームトップの5勝目を挙げた山本 photo/Getty Images

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投手陣の柱として活躍

ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手が日本時間15日、本拠地で行われたオークランド・アスレチックス戦に先発し、6回4安打3失点で5勝目を挙げた。

山本は、大谷翔平の先頭打者本塁打やアンディ・パヘスの1発で2点のリードをもらいながら2回まで無失点と上々の立ち上がりを見せる。ところが3回2死一塁からタイラー・ソダーストロムに1発を浴びて一挙に同点、4回には四球と二塁打で一時逆転を許してしまう場面もあった。

それでも大きく崩れることなく以降は力投。5回はスプリットやカットボールなどを決め球に三者凡退に抑えると、その裏の攻撃で金慧成の自身メジャー初となる1号ソロで同点としてもらい、6回のマウンドでは先頭打者に四球を与えてしまうものの、落ち着いて後続を打ち取った。
するとその裏にドジャースが逆転。その後もムーキー・ベッツのタイムリーやマックス・マンシーの本塁打で追加点を奪うと7回以降は継投でリードを守り切り、9−3で大勝した。

試合後にこの日の投球を振り返った山本は「カウントを悪くして打たれることが多かった。途中から冷静に分析し、ピッチングの基本的に立ち返り、なんとか粘れた」と語った。また大谷の一発については「すごくうれしかった。チームが勢いづいた」と感謝の言葉を述べた。


一方、チームはブレイク・スネルやタイラー・グラスノーに続き、佐々木朗希も負傷者リスト入りし、投手陣の戦力ダウンが心配されている。それについて山本は「シーズンはすごく長いので、こういったケガ人が多くでることは仕方ない。その中でしっかり自分の仕事をできるように、もっともっとチームのために投げていけるように頑張りたい」とエースとしての自覚をのぞかせた。

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