RIZIN男祭り 無敗のシェイドゥラエフがフェザー級王者クレベルに1R68秒TKO勝ち 「あっけなかった」「2Rからグラウンドで倒そうと思っていた」

衝撃の強さを見せつけたシェイドゥラエフ (写真:RIZIN公式インスタグラムより)

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余裕の勝利

「RIZIN男祭り」が4日、東京ドームで開催。メインイベントではフェザー級王者クレベル・コイケと13戦全勝の挑戦者ラジャブアリ・シェイドゥラエフのタイトルマッチが行われ、挑戦者が1Rわずか62秒で王者相手にKO勝利を飾る衝撃の結末を迎えた。

シェイドゥラエフは1R、試合開始から持ち前の積極的な姿勢で圧力をかける。クレベルをロープまで追い込むと、左右のパンチを見せて、3発目の右ストレートを顔面にヒットさせ、それであっけなく失神KO。会場には予想を超える事態にどよめきが起こった。

シェイドゥラエフは王者になった感想を聞かれると「嬉しい気持ち。あっけなかった」と述べ、この試合については「クレベルは経験豊富で3Rの準備をしてきたが、1Rでフィニッシュできた」と語った。もし寝技の展開になっていたらとの質問に対しては「どういう展開でも対応できるような準備をしてきた。もともとベースがグラップリング。最初はストライキングして、2Rからグラウンドで倒そうと思っていた」とクレベル相手に寝技でも勝てる自信があったことを明かした。
今後については「RIZINの王者でこれからは、いつでも適切な相手と戦いたい。最強の王者だと証明したい」とも述べ、またこの試合の前に、勝利を収めた朝倉未来の試合については「少しつまらない試合だった」とトラッシュトークも炸裂した。

一方、敗れたクレベルは「彼が強いことはわかっていた。1ラウンドは打撃をしのいで2ラウンドからグラップリングを使おうと思ったけど、彼のプレッシャーがあった。私がちょっとプランを間違えてしまった」と後悔。すぐにリベンジしたい。7月、9月、10月でもいつでもいい。他の対戦相手は誰も考えていない、戦いたいのはシェイドゥラエフだけ」とダイレクトリマッチを訴えた。

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