オナナの挑発パフォーマンスに元マンU戦士が痛烈発言 「口を慎む必要がある」「ピッチでの結果とパフォーマンスが全てだ」

パフォーマンスが話題となったオナナ Photo/Getty Images

賛否両論だ

UEFAヨーロッパリーグ準々決勝で劇的な勝ち上がりを見せたマンチェスター・ユナイテッド。その中心にいた守護神アンドレ・オナナの振る舞いに対し、クラブOBでトレブル達成時のメンバー、テディ・シェリンガム氏が苦言を呈した。

オールド・トラフォードで行われたリヨンとのヨーロッパリーグ準々決勝第2戦は延長戦の末に5-4でユナイテッドが勝利。だが第1戦ではオナナの2つのミスが響き2-2のドローに終わっており、彼のパフォーマンスには疑問の声も多かった。

そんな中、試合前に「ユナイテッドはリヨンより上」と発言したことで、フランスのファンから激しいブーイングを受けたオナナ。これに対し、現在リヨンでプレイする元ユナイテッドMFネマニャ・マティッチが「クラブ史上最悪のGKの1人」と痛烈な批判を展開した。

第2戦で先制点が入ると、オナナは感情を爆発させた。リヨンのアウェイ席に向かって跳びはねながら踊るようなゴールパフォーマンスを披露し、さらなる波紋を呼んだ。

この一連の行動を見たシェリンガム氏は『CasinoHawks』に対し「情熱を見せるのはいいが、過去がどうとか、何を言ったかではなく、ピッチでの結果とパフォーマンスが全てだ」と語り、「時には黙ることや口を慎む必要がある」と述べた。一方で、「彼らが背負うプレッシャーは理解している」ともフォローを入れている。

オナナは今季も度重なるミスで批判を浴びており、夏の移籍も現実味を帯びている。監督ルベン・アモリムの判断で、直後のニューカッスル戦では帯同を外された。

次の試合ではヨーロッパリーグ準決勝のアスレティック・ビルバオ戦が控えており、オナナは再び正念場に立たされる。ピッチ内外で注目を集める守護神が、静かに結果で応えることができるかが問われている。

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