GL突破が懸かる日韓戦 突破が決まった韓国には日本との因縁が 全勝誓う「必ず借りを返したい」

ここまで1勝1分のU-20日本代表 photo/Getty Images

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シリア、タイに2連勝

現在中国で行われているU-20アジアカップ。9月に行われるU-20ワールドカップの予選も兼ねたこの大会で日本は初戦タイに3−0で良いスタートを切るも、2戦目のシリア戦で2−2のドローと出端を挫かれた。グループリーグ突破を懸けて3戦目に挑むが、その3戦目の相手はここまで全勝の韓国だ。

日本と同組になった韓国は初戦シリアに2−1、続くタイに4−1で勝利しており、2連勝で既にGL突破を決めている。第3戦目の日本との試合は先のことも見据え、また最低でも引き分けで終わればグループ1位で準々決勝へ進出できるため、ある程度ターンオーバーを実施することが予想される。しかし相手が宿敵日本ということもあるが、とある因縁もありこの試合は韓国にとってたとえ消化試合でも絶対に負けられない戦いになるという。

今回の韓国のメンバーには、2023年に行われたU-17アジアカップの時のメンバーが数名選出されており、韓国はこの大会の決勝で日本と対戦し0−3で敗北した。当時の事は韓国の選手たちも鮮明に覚えており、当時のメンバーだった韓国のユン・ドヨン選手は現地メディアの取材にて「ショックが大きすぎて忘れられない。日本戦をしっかり準備している。今回は必ず借りを返したい」とリベンジを誓っていた。また、キム・テウォン選手は「日韓戦は無条件に勝利しなければならない」と強い意志を示しており、必勝を誓っていた。
日韓対決を前に、韓国メディア『Xpors News』は「『日本よ出てこい』韓国は早々に準々決勝進出….タイに4-1大勝+2連勝」という見出しを打ち、「準々決勝進出を早くから確定した状況で宿命のライバル日本と戦うことになった。一方で日本は韓国に敗れた場合グループリーグから脱落する可能性もあり、超緊張状態でイ・チャンウォンホ(U-20韓国代表監督)と戦うことになった」と綴っていた。日本はこの試合で引き分け以上でGL突破が確定。敗戦の場合は裏のシリアvsタイでシリアが引き分け以下、もしくはシリアが勝利でも得失点差で日本を上回らなければ突破が決まる。日本はシリアと比べてかなり有利な状況にいるものの、仮に敗れてしまった場合は敗退の可能性もある。注目の日韓戦は20日、16時から行われる。

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