バイエルン相手にも2ゴール奪ったマルムシュが制御不能 《6戦8ゴール4アシスト》と怪物モードに「1対1で止めるのは難しい」

フランクフルトで活躍するマルムシュ photo/Getty Images

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スピードもパワーも得点力も抜群

昨季のフランクフルトはブンデスリーガを6位の成績で終えており、決して悪いシーズンではなかった。ただ、もったいない部分もあった。

それが引き分け数の多さだ。昨季リーグ戦の成績は11勝14分9敗となっていて、かなり引き分けの数が目立つ。負けないことも強さだが、もう少し白星に変えることができればトップ4も狙えたはずだ。

引き分けを勝利に変える存在、それが今季のフランクフルトにはいる。開幕から好調のFWウーゴ・エキティケ&オマル・マルムシュの2トップだ。


フランクフルトは先日バイエルンと対戦して3-3で引き分けたが、このゲームでもマルムシュが2ゴール、エキティケが1ゴールを奪っている。バイエルンに対するフランクフルトの戦い方はシンプルで、しっかり守ってからエキティケ&マルムシュの2トップを走らせるスタイルだった。

バイエルンがシュートを24本放ったのに対し、フランクフルトは6本のシュートで3点を奪った。勝ち点3は掴めなかったが、このゲームの場合は相手がバイエルンだ。勝ち点1を喜ぶべきだろう。

ブンデスリーガ公式によると、ここまで8ゴールで得点ランク首位を走るマルムシュには指揮官ディノ・トップメラーも脱帽する。1対1で今のマルムシュを止めるのはかなり困難だ。

「オマルは次のステップに進んだよ。彼はテクニックもあるけど、何よりあのスピードだ。1対1の状況で彼を止めるのは難しく、同時に周囲のこともしっかりと見ている」

現時点でフランクフルトは6試合を消化し、4勝1分1敗で3位につけている。この2トップが健在であれば、まだまだ白星を増やせるだろう。フランクフルトが狙うはトップ4だ。

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