今夏アストン・ヴィラからユヴェントスへの移籍を果たしたブラジル代表MFドウグラス・ルイス(26)は移籍を決断した理由を話した。
2019年よりアストン・ヴィラでプレイするドウグラス・ルイスは昨シーズン、公式戦53試合に出場し、10ゴール10アシストを記録。ヴィラのCL出場権獲得に欠かせない役割を担った26歳は今夏様々なクラブが獲得に興味を持っていた。
古巣のマンチェスター・シティやアーセナル、リヴァプールといったプレミアの強豪たちもこぞって同選手の獲得に興味を持っていたが、最終的には5000万ユーロ+150万ユーロのアドオンでユヴェントスへ移籍を果たした。そんなドウグラス・ルイスはイタリア『TUTTOSPORT』にてユヴェントスを選んだ理由を語っている。
「なぜプレミアリーグを去ったかというと、世界中のどの選手もユヴェントスで経験を積みたいと思っているだろうし、私も例外ではない。それは優勝回数にそれほど左右されるものではなく、むしろクラブの規模に左右される。引退したら、ユヴェントスでプレイしたことを家族に話せるのは素晴らしいことだ」
さらに同選手はユヴェントスが興味を示していると、代理人から聞いた時、すぐに移籍を完了させるように指示したという。
「ユヴェントスは素晴らしいクラブで、多くの偉大な選手がこのチームでプレイしてきた。私はとてもポジティブな印象を持っていた。これが私がここに来ることを決心した理由だ。どんな選手でも、この機会を逃すことはないだろう。ユヴェントスのオファーを聞いた時、私はすぐに代理人に興味があることを伝え、すべてを前向きにまとめるために努力した」
ドウグラス・ルイスにとってユヴェントスは特別なクラブであり、争奪戦が予想されたが、選手本人はユヴェントス一択だったようだ。最後にドウグラス・ルイスは新天地での意気込みを語った。
「私はおそらく最も難しいとされるリーグから来た。この経験にとても満足しているし、セリエAではさらに上を目指したい。自分の選手としてのタイプや能力は分かっている。私はこの瞬間を迎える準備をしてきたし、準備ができていると感じている」
ここ4シーズンはリーグタイトルから遠ざかっているユヴェントス。チアゴ・モッタを新監督に招聘し、タイトル奪還に燃える今シーズン、ドウグラス・ルイスはチームに何をもたらすことができるのか。