マンC退団の可能性があるオルテガ 去就理由には家族の事情も関係か 「私一人の決断ではなく……」

今夏にチームを去ってしまうのか photo/Getty Images

2025年6月末までの契約

マンチェスター・シティに所属するGKシュテファン・オルテガは今夏の去就が注目されている選手だ。

2022年夏にシティにやってきたオルテガは、セカンドGKとしてカップ戦を中心に出場。昨シーズンのFAカップでは全ての試合に出場し優勝に貢献した。リーグやCLではエデルソンがGKとして出場するが、オルテガも見劣りしない守護神だ。今シーズンは試合途中で負傷したエデルソンに代わってリーグ戦に出ることもあり、現在はリーグ戦3試合連続で出場中だ。リヴァプールやアーセナル、アストン・ヴィラの強豪との3試合でも存在感を見せている。

オルテガとの現行契約は2025年6月末となっており、今夏には残り1年を迎える。シティは契約延長に動こうとしているが、正GKとして出場したいオルテガとの間で交渉は進んでいないと考えられている。そんななか、アストン・ヴィラとの試合後に、オルテガはシティでの生活に満足していることを語りつつ、不透明な去就について語った。
「最終的には私一人の決断ではなく、私の妻もそこにいるし、2人目の子供も生まれる予定だ。私はまだ20代前半というわけではないから、今夏に何をするか賢明に選択しなければならない。クラブが僕を売ってくれるように働きかける必要はない。何が起こるか見るだけだ」

「ここよりひどい場所もあるので、私はリラ​​ックスしている。家族も私もここで本当に幸せだ。妻は最初は少し苦労したが、違う国に行く時は普通のことだと思う。今はみんな幸せだ。世界最大のクラブの一つなので、ここにいられることをうれしく思う。目標は変わらないし、僕は最初から野心的で、これが僕が毎日心がけていることだ」(英『Manchester Evening News』より)

オルテガは8月に第二子が誕生する予定であり、シティに残るか新天地へ向かうのかは自分だけではなく、家族の決断になると語った。

加入して以降、常に素晴らしいパフォーマンスを見せてきたオルテガはシティにとって欠かせない選手であるが、同選手の去就はどのような結末を迎えるだろうか。

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