ボルシアMG福田がテストマッチで猛アピール 指揮官も称賛 「速くて爆発力のある選手」

ボルシアMGの福田師王 photo/Getty Images

リーグ戦ではベンチ外が続いていた

21日(現地時間)、ボルシアMGはテストマッチでベルギーのオイペンと対戦し、FW福田師王が2ゴールを決める活躍を見せて2-0で勝利した。

昨年3月に神村学園高校を卒業後、ボルシアMGに加入した福田は、今年1月27日に行われたブンデスリーガ第19節レヴァークーゼン戦で79分から途中出場。高卒1年目にして早くもブンデスリーガデビューを飾ったが、直近のリーグ戦では3試合連続でベンチ外となるなど最近は出場機会に恵まれていなかった。

そうした中で迎えたオイペン戦は、溜まっていた鬱憤を晴らす絶好の機会だった。福田は14分に右サイドからのクロスをヘディングで合わせてチームに先制点をもたらすと、48分にもコーナーキックの流れからのこぼれ球を押し込んで2点目をマーク。持ち前の決定力の高さを存分に披露した。
福田が改めてその実力を示したことを、ボルシアMGのジェラルド・セオアネ監督も喜んでいる。同監督はオイペン戦での福田のパフォーマンスについて絶賛するとともに、そのポテンシャルの高さを認めている。

「シオウは、トレーニングの時と同じようなものを見せてくれた。彼はペナルティエリア内での勘が鋭くて、アタッキングサードでのフリーランニングが素晴らしい。機敏で速くて爆発力のある選手で、相手のペナルティエリア内では非常に危険な存在だ」

ボルシアMGは、代表ウィーク明けの30日にブンデスリーガ第27節フライブルク戦に臨む。リーグ戦では3試合連続未勝利となっているボルシアMGにとっては悪い流れを断ち切るためにも勝利が必要な試合であり、オイペン戦で存在感を放った福田にも出番が回って来る可能性は十分にありそうだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ