バイエルン、デイビスに再度契約延長オファー提示も合意に至らず デイビスの希望額には届かず

バイエルンのデイビス photo/Getty Images

バイエルンの主力SBとして活躍しているデイビス

現在レアル・マドリード移籍の噂が出ているカナダ代表SBアルフォンソ・デイビスだが、彼は現状バイエルン・ミュンヘンが提示している数回の契約延長オファーに納得しておらず、今後彼がバイエルン・ミュンヘンに残留するかは不透明のままである。しかし彼とバイエルン・ミュンヘンとの契約は2025年までとなっており、残りの契約は1年余りとなっていることからフリーエージェントとしての放出を避けたいバイエルン・ミュンヘンとしても彼を残留させるか安価で放出するかを検討する必要がある。
 
スペイン紙『AS』によるとバイエルン・ミュンヘンの新スポーツディレクターのマックス・エーベルはすでにデイビスと交渉しているが、最新の契約更新オファーはまだ不十分なままだと語っており、デイビスとの契約更新には苦戦を強いられている状況だ。デイビスの金銭的要求とバイエルンが支払う金額との間に大きな差があるとされており、独『SKY』によるとバイエルン・ミュンヘンが提示する年俸は、1シーズン総額で1100万~1300万ユーロ(日本円で約17億7500万円~約21億円)だといわれており、それに対してデイビスは年俸(ボーナスを含む)を2000万ユーロ(日本円で約32億2000万円)まで引き上げることを望んでいるという。

また同紙によるとバイエルン・ミュンヘンは万が一の場合に備え、デイビスの後釜の獲得を進めているという。チーム内の構成からみるとラファエル・ゲレイロがデイビスの後任となるのが妥当と思われるが、バイエルン・ミュンヘンはミランのテオ・エルナンデスにクラブを去り、バイエルン・ミュンヘンでデイビスの穴を埋める挑戦を引き受けるよう説得しているという。デイビスの今後の去就によっては、今夏の移籍市場でさらなる大型移籍を引き起こすことになるかもしれない。

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