リヴァプールのファン・ダイク、コンビを組んだクアンサーを大絶賛「青天井の可能性を秘めている」

大一番で堂々たるプレイを見せたクアンサー photo/Getty Images

マンC攻撃陣を最少失点に抑え込む

ファン・ダイクは、リヴァプールが マンチェスター・シティと1-1で引き分けた試合で、印象的なパフォーマンスを見せた後、英『Sky Sports』のインタビューに応じ、「ジャレル・クアンサーには青天井の可能性がある」と絶賛した。

前半はマンCが優勢にゲームを進めるなかで、リヴァプールのディフェンスは我慢の時間帯を強いられていた。リヴァプールはケビン・デ・ブライネのコーナーキックからジョン・ストーンズの先制点を許したものの、その後のマンCの攻撃のほとんどを阻止したことは大きな功績といえる。その後、アレクシス・マクアリスターのPKで試合を振り出しに戻し、そのまま1-1の引き分けに終わった。

試合後のインタビューでファン・ダイクは「後半の内容からすれば、我々が勝つべきだった。しかし、彼らのクオリティーを否定することはできない。惜しかったけど、今は少しほろ苦い気持ちだ」と率直な気持ちを述べた。加えて、イブラヒマ・コナテに代わって出場し、CBでコンビを組んだ21歳のジャレル・クアンサーについて次のように答えた。
「彼は重要な存在だった。傑出したプレイを見せてくれた。青天井の可能性を秘めている。彼はただ謙虚であり続け、ハードワークを続け、向上し続ける必要がある」

このインタビューに同席していたクアンサーは「だいぶ上達したけど、僕にとってはまだまだ上達するだけだよ。完璧な試合はできなかったけど、いいプレイをするために、そして隣にいるこの男のようになるために努力しているんだ」と答え、「試合に勝てなかった。クリーンシートも守れなかった。それが、僕が目指しているトップディフェンダーになるために必要なメンタリティーなんだ」と付け加え、また、今後の試合に向けての意気込みも語った。

「後半はチャンスもあったが、勝ち点1を取れたことは悪い状況ではない。これからの数週間は、とにかく楽しむしかない。12カ月前のことを思い出してみて欲しい。私たちが今いる場所を見てほしい。当たり前のことだとは思っていない。サッカーの人生では、こういうことが起こることもある。これも楽しめるようにしたい」

今季レンタル移籍から帰ってきたばかりのクアンサーだが、今後はコナテの代役としてだけではなく主力としてチームを引っ張っていく選手へと成長していくことが期待される。

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