マーフィーの法則? トゥヘル監督が浅野擁するボーフムとの試合後にコメント 「失敗しそうなことが本当に失敗した」

バイエルンのトーマス・トゥヘル監督 photo/Getty Images

公式戦3連敗でリーグ連覇に黄色信号

18日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはブンデスリーガ第22節ボーフム戦に2-3で敗れた。これで首位レヴァークーゼンとの勝ち点差は8ポイントにまで広がり、ブンデスリーガ12連覇達成が危ぶまれる事態となった。

前節首位レヴァークーゼンとの直接対決に敗れたバイエルンにとって、ボーフム戦は絶対に勝たなくてはいけない試合だった。しかし、前半を1点ビハインドの1-2で折り返すと、後半に入っても守りを固めたボーフムに対して攻めあぐねてゴールを決められない。逆に78分にはボーフムのMFケビン・シュテーガーにダメ押しとなる3点目を決められ、敵地で実に手痛い敗戦を喫した。

バイエルンのトーマス・トゥヘル監督は、ボーフム戦の敗北は受け入れがたい結果と考えているようだ。試合後、イギリスの有料放送『DAZN』のインタビューに応じた同監督は、「この結果は正しくない。多くのことがうまく進まなかった。我々のゴール期待値は3.4だったのに」とコメント。試合内容から算出されるゴール数の予想値を引き合いに出して自分達が優勢であったと主張し、「今日の試合はマーフィーの法則のようなものだよ。失敗しそうなことが本当に失敗したということ」とも述べて、退場者が出た後で試合展開が難しくなったことを指摘した。
ブンデスリーガ優勝については、「今のところ現実的な話ではない。しかし昨シーズンも我々は最後まで可能性を信じて戦い、優勝した」と語ってリーグタイトル防衛を諦めない姿勢をしめしたトゥヘル監督。24日に予定されているブンデスリーガ第23節ライプツィヒ戦までにチームを立て直すことができるのだろうか。

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