イングランド代表監督サウスゲイト、2024年欧州選手権後の留任をFAが熱望

イングランド代表監督サウスゲイト(左) photo/Getty Images

現行の契約は2024年12月まで

ガレス・サウスゲイト、イングランド代表監督は、2024年の欧州選手権ドイツ大会後に退任すると予想されていた。しかし、イングランドサッカー協会(FA)は欧州選手権後もイングランド代表監督としての留任を熱望していると、英『BBC』が伝えている。

サウスゲイト監督は、2016年に前任のサム・アラダイス氏からイングランド代表監督を暫定的に引き継ぎ、2021年に2024年12月まで監督に留まる契約を結んだ。同年にはイングランド代表を欧州選手権決勝まで導き、決勝ではPK戦の末にイタリアに敗れ、準優勝という結果だったが、過去55年間で最高の成績を収めた。

サウスゲイト監督は木曜日、パリで行われたネーションズリーグの組み合わせ抽選会で取材に応じ「私の考えでは、夏に私たちが欧州選手権で何を達成できるかは分かっているし、自分自身の成功の基準が何になるかも分かっている。その後は特に何も考えていない。結局、私たちはパフォーマンスを発揮する必要があり、全員にとって最善の決断を下さなければならない。私はトーナメント前にその決断を下す立場にない」と語った。
FAは、サウスゲイト監督がイングランド代表に就任して以来、ピッチ内外でチームに対する認識を変えてきたことに感銘を受けている。欧州選手権が終わるまでに、FAが契約に関する話し合いを行う可能性は低いが、サウスゲイト監督が留任を要望すれば、FAは喜んでその要望に応じるようだ。

サウスゲイト監督の下でのイングランド代表戦績は、91試合で57勝14敗20引き分けとなっている。

もし、サウスゲイト監督が現在の契約満了日の12月を超え留任すれば、サー・ボビー・ロブソンの在任期間を抜きサー・アルフ・ラムジーとサー・ウォルター・ウィンターボトムに次いで3番目に在任期間が長いイングランド代表監督となる。

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