「ワタルを獲得できたことは非常に幸運」今季限りでリヴァプール退任のクロップが昨夏の移籍市場を振り返る

昨夏リヴァプールへ渡った遠藤 photo/Getty Images

「ワタルは最高の解決策」

今季限りでのリヴァプール退任が発表されたユルゲン・クロップが昨夏の移籍市場を振り返った。

英『mirror』によると、クロップは昨夏の移籍市場について、こう語っている。

「我々は当初ベリンガムに興味を持っていたが、早い段階でそれが実現しないことが分かった。だから我々はカイセドの獲得の可能性を考えて調査を進めていたが、彼はすでにチェルシーとポチェッティーノと口頭で合意していた。次のプランであったラヴィアにも彼なりの理由があり、獲得には至らなかった。しかし我々はその状況で最高の解決策を見つけた。そう、我々はワタルを見つけたんだ。リヴァプールにとってワタルを獲得できたことは非常に幸運だった」
クロップ率いるリヴァプールは昨夏、当初のターゲットであったジュード・ベリンガム、モイセス・カイセド、ロメオ・ラヴィアの獲得に失敗したものの、すぐさま遠藤航に接触し、短時間で交渉まとめ上げ、獲得に至った。この移籍市場での動きをクロップは非常に幸運だったと高く評価し、遠藤のリヴァプールでの活躍を讃えている。

しかしそんな遠藤を高く評価するクロップは、今季限りでの退任を表明。リバプールでは2015年からチームを指揮し、これまで長期政権を築いてきただけに、退任することでチームや遠藤にとって大きな影響を与えることは避けられないだろう。

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