セリエA通算491試合で“300勝”に到達 イタリアの名将アッレグリの手腕はもっと高く評価されるべきか

ユヴェントスを指揮するアッレグリ photo/Getty Images

今季もユーヴェを優勝を争う位置まで引き上げている

21日にレッチェを3-0で撃破したユヴェントス。この勝利により、チームを指揮するマッシミリアーノ・アッレグリはセリエAでの通算勝利数が300の大台に到達した。

アッレグリはこれまでカリアリ、ミラン、ユヴェントスでセリエAの戦いを経験し、ミランではスクデットを1度、ユヴェントスでは5回も制した。通算成績は491試合で300勝97分94敗と見事だ。

何より見事なのはバランス能力だろうか。アッレグリの指揮するチームが大きく崩れることは少なく、イタリアらしい粘り強い戦いをチームに落とし込んでいる。今季のユヴェントスもとにかく試合巧者だ。
昨季のユヴェントスは不正会計の問題で勝ち点10を剥奪されるペナルティを受け、7位でシーズンを終えている。夏の補強も派手なものではなかったが、それでも現在のチームはタレント揃いなインテルと優勝争いを展開している。ここまで持ち直すアッレグリの手腕は見事と言えるか。

ユヴェントスではチャンピオンズリーグ決勝にも2度進出しており、現在のイタリアを代表する名将の1人と言っていいはずだ。

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