ヘンダーソン獲得は “パニックバイ”なのか オランダの著名記者は獲得に疑問 「ピークは過ぎている」

アヤックスへの移籍が決まったヘンダーソン photo/Getty Images

わずか半年で欧州復帰

18日にアヤックスは、サウジアラビアのアル・イテファクからイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンを2年半の契約で獲得したことを発表した。

ヘンダーソンは昨夏にリヴァプールからスティーブン・ジェラードが新監督に就任したアル・イテファクへの移籍を決断。しかしわずか半年での欧州復帰となり、大きな話題と呼んでいる。

そんなヘンダーソンの獲得をオランダの著名ジャーナリストのヴァレンティン・ドリーセン氏は『De Telegraaf』で「救世主はいない」、「パニックバイだ」と酷評している。
「全ての信号は赤だが、アヤックスはヘンダーソンを獲得するために激しくプッシュし、自分たちのお金をたくさん使っている。この買収案件では、没落したアヤックスが2年半で約2500万ユーロ(約2140万ポンド)を償却しなければならない。パニックバイも成功する可能性はあるが、ヘンダーソンはサンダーランドで3年、リバプールで12年、そしてアル・イテファクで半年を過ごした後、ピークを過ぎている」

また同氏はこの移籍は「極めて高額な賭け」だと語っており、続けて「たとえ彼がどれほど高く評価され、アムステルダムで救世主と見なされていたとしても、リヴァプールのヘンダーソンは決してエールディヴィジでプレイすることを選ぶことはなかっただろう」とコメント。

パニックバイだと言われているヘンダーソンだが、同選手に求められるのは現在リーグ戦5位に沈むアヤックスの順位を上げる活躍だ。サウジアラビアでのキャリアは失敗に終わってしまったヘンダーソンだが、新天地アヤックスでどのようなプレイを見せてくれるのか注目だ。

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