“26歳”にしてついに才能が開花 今季プレミア12ゴールをマークするソランケ大躍進の理由

今季絶好調のストライカー photo/Getty Images

より得点を決めやすい位置に

ボーンマスに所属するFWドミニク・ソランケ(26)は今シーズン、プレミアリーグ19試合で12ゴール1アシストをマークし、FWソン・フンミンと並び得点ランキング3位タイにつけている。

昨シーズンがプレミア33試合で6ゴール7アシストだったことを考えても今季の12ゴールは素晴らしい飛躍だと言える。急激に得点数を伸ばしたソランケだが、英『Sky Sports』は今季より監督に就任したアンドニ・イラオラ監督の影響が大きいと伝えている。

アグレッシブなプレスを主軸とするイラオラの速くてよりダイレクトなサッカーで、ソランケはやることが明確化されたことで得点に集中できているという。昨季に比べ、1試合あたりのタッチ数は36.68回から34.29回に減少し、パス数は16.14本から13.78本に下がっている。しかし、シュート数は2.39回から3.50にまで上がっており、ソランケが得点を取ることに重きを置いていることがわかる。
また同メディアによると、ソランケは昨シーズンに比べゴール前でのプレイ時間が増えているという。下がってきてボールを受けにきたりするのではなく、より危険な位置で常にゴールを狙っている。ソランケはボックス内のシュート数はアーリング・ハーランドと並びプレミアトップの14本を記録しており、ゴール前での危険性が上がっている。

チェルシーやリヴァプールでは思うような結果を残すことができなかったソランケだが、26歳にしてついにその才能が開花しつつある。今ではプレミア屈指のストライカーとして、様々なクラブが獲得に興味を示す選手にまで成長。

今季絶好調のソランケはシーズン後半も得点を量産することができるのか注目だ。


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