プレミアとブンデスはどう違う!? トゥヘル監督が違いについて言及「イングランドではもっとリスペクトを感じた」

トゥヘルに対する批判は少なくないようだ photo/Getty Images

ブンデス11連覇達成も批判止まず

昨季からドイツのバイエルン・ミュンヘンで指揮を執るトーマス・トゥヘル監督が現地メディアの取材に応じ、イングランドとドイツの違いについて問われた際に「イングランドではもっとリスペクトを感じた」と発言して注目を集めているとドイツ紙『Bild』が伝えている。
 
トゥヘル監督は2021年1月にフランク・ランパード氏の後任としてチェルシーの監督に就任し、当時不振に陥っていたチームを立て直して同年5月のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に導いたが、翌22年9月に監督を解任された。その後、昨季途中からバイエルンで監督に就任してブンデスリーガ優勝を果たしたものの、今季は昨年11月にDFBポカール2回戦でドイツ3部ザールブリュッケンに1-2で敗れて国内カップ戦から早々に敗退し、ブンデスリーガでも現在2位でレヴァークーゼンに首位の座を譲っている。そのためローター・マテウス氏らドイツの有識者からは、トゥヘル監督の采配や対する批判の声が絶えず上がっている。
 
こうした中、米『ESPN』のインタビューで、「イングランドではドイツよりも人々からの尊敬を多く得られていたのでは?」との質問に対してトゥヘル監督は数秒間考え込んだ末に「そうだね」と答え、さらに「それは簡単な質問だ。私は、ドイツでは人々が非常に批判的な関係にあると感じている。特に選手や監督に対してだ。私個人に対してだけではなくてね。だから、私はイングランドではもっと人々のリスペクトを感じていた」と述べ、自身が母国ドイツでイングランド時代よりも厳しく批判されているとした。
 
かつてマインツやボルシア・ドルトムントで指揮を執っていた頃にも、自身に関する報道内容をめぐって現地メディアと激しくやり合っていたトゥヘル監督だが、彼らに対する不信感や不満は今も根強く同監督の中に残っているようだ

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