ギラシー、ミュラー、チュポ・モティング…… ユナイテッドを“得点数ワースト3”から救ってくれるストライカーは

シュツットガルトのギラシー photo/Getty Images

アタッカー陣に活を入れる存在は?

ノッティンガム・フォレストに敗れ、シーズン9敗目を記録してしまったマンチェスター・ユナイテッド。シーズンの半分を終えて8位はとうてい納得できる成績ではなく、ジム・ラトクリフ新共同オーナー就任後の改革に期待がかかっている。

新オーナーは長期的な改革を計画しているはずだが、いまユナイテッドには短期的な解決策も必要だ。すなわち点のとれるストライカーの獲得である。夏にアタランタから加入した大型FWラスムス・ホイルンドはいまだシーズン1ゴール。離脱していた時期もあったとはいえ、期待を裏切っているといわざるを得ない。また、右ウイングのアントニーなどもいまだ0ゴールと、アタッカー陣が波に乗れていない。

英『Daily Mail』は、現在出ている噂を踏まえて、ユナイテッドの短期的な解決策となりうるFW4名をピックアップしている。シュツットガルトFWセール・ギラシー、バイエルン・ミュンヘンFWエリック・マキシム・チュポ・モティング、およびトーマス・ミュラー、ライプツィヒFWティモ・ヴェルナーだ。
今季ブンデスリーガで大暴れするギラシーはもっとも期待が大きいが、熾烈な競争が予想され、同紙によればウェストハムなども興味を示している。約1500万ポンドに相当する契約解除金がついており、競争が起こることは間違いないと報じられている。

チームに規律と勝者のメンタリティをもたらしてくれるという意味でも有り難いのはミュラーだが、ここにきてバイエルンを離れるとは考えづらい。いっぽう、チュポ・モティングがほしいというユナイテッドファンはあまりいないかもしれない。しかし献身性とここぞの決定力、周囲に合わせることもできる点を考えると面白い補強になる可能性がある。ヴェルナーはチェルシー時代にプレミア適応に苦労したことを考えるとやや厳しいか。

総得点数「22」にとどまるユナイテッド。これはリーグで下から3番目。18位ルートン・タウンよりも少ない数字だ。いずれにしてもすぐに結果を出すことが求められるが、ユナイテッドは得点力不足の短期的な解決策を見つけることができるだろうか。

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