“17戦9失点”にまとめるニースの若き番人 スパーズも興味示す23歳DFトディボはステップアップすべきか

ニースで経験を積んできたトディボ photo/Getty Images

ニースで100試合以上の経験を積んできた

12月に入ってからは2敗を喫してしまったが、フランスのリーグ・アンで懸命に首位パリ・サンジェルマンを追いかけているのが2位のOGCニースだ。

ニースの強みは、17試合で9失点にまとめている守備にある。そしてこの守備を束ねるのが40歳の大ベテランDFダンテと23歳のフランス人DFジーン・クレア・トディボのセンターバックコンビだ。

年齢的に注目すべきは、23歳のトディボだろう。今年フランス代表デビューも果たした若きセンターバックには、トッテナムも関心を示しているという。トディボの実力と年齢を考えれば、ビッグクラブが注目するのも当然だろう。
データサイト『WhoScored』もトディボの能力を絶賛しており、トッテナムのスタイルにも合うはずと太鼓判を押す。

「今季のリーグ・アンにて、WhoScoredのデータでトディボ(7.03)よりも高い評価を得ているセンターバックは2人しかいない。トディボの1試合平均パス数は88.7本と多く、これはPSGのマルキーニョス(92.8本)とチームメイトのダンテ(92.6本)に次ぐ今季リーグアンで3番目に多い数字だ」

さらにトディボは190cmのサイズに加え、最終ラインの裏をケアするだけのスピードもあると評価されている。この要素は最終ラインを高く設定するアンジェ・ポステコグルー率いるトッテナムでは欠かせない能力で、そこもトディボがプッシュされている理由だ。

かつてはバルセロナにも所属した才能だが、ニースではじっくりと腰を据えて100試合以上をこなしてきた。そろそろステップアップを考えてもいい頃合いのはずで、また1人優秀なフランス人センターバックが羽ばたくときか。

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