インテルは “重要戦力”ムヒタリアン&ディマルコの契約延長へ 一方でダンフリースの交渉は難航か

インテルで躍動するムヒタリアン photo/Getty Images

現在はセリエA首位を走るインテル

インテルは、MFヘンリク・ムヒタリアン(34)とDFフェデリコ・ディマルコ(26)の契約延長に動いていることを伊『Gazzetta dello Sport』は伝えている。

ムヒタリアンは2022年にローマからインテルに加入。現行契約は2024年6月末までとなっている。またディ・マルコはインテルの下部組織出身でありエンポリやパルマ、エラス・ヴェローナへのレンタル移籍を経て、2021年の冬にインテルに復帰。この時に2026年6月末までの契約延長を結んでいる。

両選手の契約更新は近々行われる模様であり、ムヒタリアンは給与は現在の金額と変わらず、1年の延長オプション付きの1年契約となるか、2年契約となるのかはまだ不明だという。
ムヒタリアンの延長の後にはディマルコの更新も予定しているとのことで、2028年までの延長をインテルは考えているようだ。現在の年俸は220万ユーロ(約3億5000万円)となっており、それが2倍近くアップする見通しだと、同メディアは伝えている。また、契約解除条項は設定されていないという。

ムヒタリアンは今シーズン、公式戦18試合に出場し2ゴール4アシストを記録。ディマルコは17試合に出場し2ゴール4アシストを記録している。インテルにとって欠かせない役割を担う2人の選手となっている。

一方でオランダ代表DFデンゼル・ダンフリース(27)との契約延長の交渉は難航しているという。2025年6月末までが現在の契約となっており、インテルはディマルコと同じ年俸でオファーしたが、ダンフリース側は500万ユーロ(約8億円)以上を希望しているとのこと。来夏の移籍市場までに合意に至らなければ、売却される可能性も十分にあるようだ。

インテルは今シーズン、11勝2分1敗でセリエAの首位を走っており、CLも決勝トーナメント進出を決めている。

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