アーセナルの司令塔はここからが本領発揮? レジェンドMFはウーデゴーを心配 「昨シーズンと同じ選手ではない」

アーセナルのキャプテン、ウーデゴー photo/Getty Images

アーセナル優勝に欠かせない男

アーセナルのキャプテンであるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴー(24)はチームにとって欠かせない存在だ。

今夏にMFデクラン・ライスやFWカイ・ハフェルツといった大型補強を行ったアーセナルは今シーズンも好調だ。プレミアリーグでは13試合を終えて、9勝3分1敗で首位に立っており、7シーズンぶりのCLでも4勝1敗で首位での決勝トーナメント進出を決めている。

ここまで好調なアーセナルだが、クラブレジェンドのエマニュエル・プティ氏は選手たちのコンディションと、キャプテンであるウーデゴーの状態を心配している。
「私が一番心配しているのは、選手たちが十分な休息をとれずに燃え尽きてしまうことだ。それがここ数シーズン、アーセナルに損害を与えてきたからだ。彼らは何人かの本当に重要な選手を怪我で失ってしまった」

「今シーズンも同じようなことが少しずつ起こったと思う。ウーデゴーは現時点では、昨シーズンと同じ選手ではない。彼は何をやっても少し精彩を欠いているように見え、メンタル的にもフィジカル的にも疲れているように見える」

「3日ごとにプレイし、しかも自分の国のためにプレイするのは簡単なことではない。私はサカのこともとても心配している。最後にアーセナルで試合を欠場したのがいつだったのか思い出せないほど、彼はほぼすべての試合に出場している 。 そして、彼が昨シーズンと同じレベルでプレイしていないことが分かる」

「土曜日にアーセナルがチームスピリットのおかげでブレントフォードに勝ったと主張することもできるだろう。なぜなら肉体的にも精神的にも、アーセナルはベストの状態ではないからだ。一部の重要な選手は疲れているように見える。主力の何人かをローテーションさせるために、もっとクオリティを高める必要がある」(『METRO』より)

ウーデゴーは昨シーズン、プレミアリーグ37試合で15ゴール8アシストを記録している。しかし今シーズンは怪我で離脱していたこともあり、リーグ戦では10試合で3ゴール2アシストとなっている。

コンディションが心配されていた同選手だが、11月30日のランス戦では1ゴールを決めている。厚くなった選手層を生かして、主力選手をうまくローテーションしていくこともアーセナルにとっては重要となってくるだろう。

アーセナルの優勝に欠かせない司令塔ウーデゴーが、昨シーズンのようにプレミアで本領を発揮するのはこれからか。

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