戦い方変わってきたリヴァプール、シティ戦のカギ握るのはA・アーノルド?

パスで試合をコントロールできるA・アーノルド photo/Getty Images

パスとプレッシングの対決ではなくなる?

再開されるプレミアリーグでは、首位マンチェスター・シティと2位リヴァプールの激突が今節の見どころだ。しかしホームであるエティハド・スタジアムでのシティは別格の強さがあり、クロップのリヴァプールですら過去に2度しか勝てていない。

しかし、今回は過去とは違う戦いが見られるかもしれない。元アーセナルのマーティン・キーオン氏は、リヴァプールの戦い方が変わってきていると英『Daily Mail』のコラムで指摘している。

「ユルゲン・クロップのもとでの容赦ないプレスで有名なリヴァプールは、最近の状況に適応し、パスにもっと集中していることに気づいた。クロップがサディオ・マネを失ったとき、それが彼らのプレスのエネルギーを奪ったんだ」
「依然として高い位置でボールを奪うことには長けているが、夏に完全に見直されたトレント・アレクサンダー・アーノルドの中盤へのセットアップ移行も手伝って、リヴァプールはより迅速にボールを動かすようになった」

ポゼッション時は中盤の位置に入ってボールを動かすようになったA・アーノルド。キーオン氏は、もはやこのカードが最高のパサーと最高のプレッサーの激突ではなく、リヴァプールが中盤から試合をコントロールするしようとすると予想している。ゆえに、試合のキーマンがA・アーノルドになるかもしれないと考えているようだ。

プレミア屈指の好カードだが、今回はいつもと違う様相になるのだろうか。いずれにしても、勝った方がタイトルレースをリードしていくことになるだろう。

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