調子を上げてきたチェルシーにエンクンクをどのように組み込む? 昨季のブンデス得点王はチェルシーでどう輝くのか

チームへの復帰が近づいているエンクンク photo/Getty Images

英メディアは3つのオプションを挙げる

今夏ライプツィヒからチェルシーに加入したFWクリストファー・エンクンク(26)。

プレシーズンは、4試合でチーム最多の3ゴールを記録し、チェルシーでの活躍も期待されていた。しかし、開幕戦前の最後のドルトムントとの試合で左膝を負傷し、長期離脱を強いられていた。

そんなエンクンクだが、英『Evening Standard』によると、一部トレーニングに復帰しており、戦線に戻ってくる日も近づいているようだ。同メディアは、復帰間近のエンクンクを今季のポジションで多い[4-2-3-1]の中で、どのようにチェルシーの攻撃陣に組み込むかを伝えており、3つのオプションがあると綴っている。
1つ目はストライカーのFWニコラス・ジャクソンのポジションにエンクンクを起用するオプションだ。ジャクソンはプレミアリーグ11試合で6ゴールを現在挙げているが、チャンスを逃してしまうシーンも多い。同メディアは、自陣深くにブロックを引いて守る相手に苦戦する今のチェルシーの解決策にエンクンクがなると伝えている。

2つ目は中央の10番でのポジションでエンクンクを起用するオプションだ。同選手は攻撃のどのポジションでもこなすことのできる汎用性の高さがあり、MFエンソ・フェルナンデスとMFモイセス・カイセドの前でセカンドストライカーとしても同選手は十分に活躍できるだろう。

そして最後が、ウイングなど幅広い役割での起用だ。MFコール・パルマーとの併用であれば、2人とも10番のポジションとウイングをこなすことができるので、状況によってポジションを入れ替えることもでき、相手マークを混乱させることも可能だ。ライプツィヒやPSGでもウイングでプレイしたことがあり、FWラヒーム・スターリングやFWミハイロ・ムドリクとは違ったプレイを見せることができ、効果的なオプションの1つとなるだろう。

昨シーズン、16ゴールを記録し、FWニクラス・フュルクルクと共にブンデスリーガの得点王に輝いたエンクンク。復帰が近づいている同選手をマウリシオ・ポチェッティーノがどのようにチームに組み込むのか、注目を集めている。

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