C・ロナウドも10ゴールと大暴れ 予選9試合で《34ゴール2失点》のポルトガルの強さは本物か

EURO予選で白星を重ねるポルトガル代表 photo/Getty Images

予選全勝で本大会へ乗り込んでくるか

すでにEURO2024本大会出場を決めているポルトガル代表の強さが容赦ない。

17日には予選第9節でリヒテンシュタインと対戦し、きっちりと2-0で勝利。これでポルトガルはここまで予選9試合全勝、34ゴール2失点と驚異的な成績だ。

リヒテンシュタイン戦ではFWクリスティアーノ・ロナウドも得点を記録し、これで今予選トップタイとなる10ゴール目だ。格下との対戦ばかりとはいえ、攻撃も守備も隙がない。
GKはFCポルトで守護神を務める24歳のディオゴ・コスタが主に1番手となっており、センターバックはマンチェスター・シティの番人ルベン・ディアス、40歳と大ベテランのペペに加え、国内の名門ベンフィカからアントニオ・シウバ(20)、スポルティングCPからゴンサロ・イナシオ(22)といった有望株も出てきた。両者ともビッグクラブから注目されている逸材だ。

サイドバックはバルセロナDFジョアン・カンセロ、マンチェスター・ユナイテッドのディオゴ・ダロト、バイエルンへ移籍した左のラファエル・ゲレイロら攻撃に強みを持つポルトガルらしいサイドバックが揃う。

中盤もオタビオやダニーロ・ペレイラ、ジョアン・パリーニャ、ルベン・ネベスといった渋い働きを見せる職人肌な選手たちから、攻撃の舵を取るマンCのベルナルド・シウバ、マンUのブルーノ・フェルナンデスが君臨する。

前線ではロナウドが調子を上げており、そこにミランで10番を背負うエースとなったラファエル・レオン、ウイングにも入れるリヴァプールのディオゴ・ジョタ、バルセロナのジョアン・フェリックスが絡み、パリ・サンジェルマンへ移籍したゴンサロ・ラモスも控えている。

予選の成績だけを見ればポルトガルもEURO2024優勝候補の一角となりそうだが、今のポルトガルの力は本物なのか。予選はまだ19日のアイスランド戦を残しているが、今の勢いならば予選全勝で本大会へ乗り込むことになりそうだ。

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