A・アーノルドが強敵だった選手に挙げたのは現在無所属の選手? マンCのアカデミーで育ち、将来が期待されたブランドン・バーカー

マンCのアカデミー出身のブランドン・バーカー photo/Getty Images

トップチームでは1試合の出場

リヴァプールに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドは、これまで対戦した中で、強敵だった選手の1人の名前をあげ、多くの注目を集めている。

A・アーノルドは、ポッドキャスト『We Are Liverpool』で、あまり知られていない選手の中で手強かったのは誰かと尋ねられ、マンチェスター・シティのアカデミーで育ったブランドン・バーカーの名前をあげている。

バーカーは、8歳でマンCのアカデミーに入り、左サイドを主戦場とするウインガーとして将来トップチームでの活躍が期待された選手の1人だ。そんなバーカーとU-21の試合で対戦した際のことをA・アーノルドは語っている。
「我々は3-0で負けたが、彼は2得点1アシストを記録した。彼は60分に交代したが、今でも、彼が僕を打ちのめした相手だと思う」

「今までそんなことは一度もなかった。その時私は、この子は世界最高の選手になるだろうと思っていた。なぜなら、これほど速く、あれほど鋭く、効果的に動く選手を見たことがなかったからだ」

2016年2月、A・アーノルドがまだ18歳で初めてU-21の選手とアンフィールドで対戦した試合のバーカーが今でも衝撃的だったと語っている。

イングランドの世代別代表にも名を連ね、将来が注目されていた選手の1人であったが、バーカーはマンCのトップチームではわずか1試合にしか出場していない。この試合から2週間後に行われたFAカップ5回戦のチェルシー戦で53分からプレイしている。

その後3年間の大部分をローンで過ごし、2019年にレンジャーズに完全移籍した。当時の監督であるスティーブン・ジェラードの下でプレイしたが、結果を残すことができず、2021年には再びローン移籍となる。

昨シーズンはキプロスのクラブ、オモニアでプレイしたが、わずか1年で退団となった。27歳となったバーカーは現在、無所属となっている。

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