リーグ・アンで“38ゴール19アシスト”も仏A代表には入れず 特大の才能だったグイリの決断

レンヌでプレイするグイリ photo/Getty Images

リーグ・アンでの成績は十分だが……

現在の代表チームにおいて、世界最高のタレント集団とも言われるのがフランスだ。攻撃から守備まで2、3チーム作れるほどの選手層があり、次々と若手有望株が出てくる。

当然ながら、フランス代表入りへのハードルは高い。激しいメンバー争いがあり、選ばれた者しかA代表に入ることはできない。

仏『Foot Mercato』が注目したのは、現在フランスのレンヌでプレイする23歳のFWアミーヌ・グイリだ。
グイリは10代の頃より有名な存在で、フランス世代別代表の常連選手だった。U-17のカテゴリーでは13試合の出場で15ゴールと見事な成績を残しており、2019年からはU-21のカテゴリーで29戦12ゴールの成績を残してきた。

リーグ・アンでも以前所属していたニース、現在のレンヌで主力を務めており、2020-21シーズンから合計するとリーグ・アンで38ゴール19アシストの数字を残している。年齢から考えても十分すぎる成績と言えよう。

しかしグイリにはなかなかA代表から声がかからず。そして先日には、グイリがルーツのあるアルジェリア代表でのプレイを選択したと報じられた。フランスの前線にはキリアン・ムバッペ、アントワーヌ・グリーズマン、ウスマン・デンベレ、ランダル・コロ・ムアニ、オリヴィエ・ジルーなど、超のつくスターが揃っている。グイリもリーグ・アンでの成績は十分だったはずだが、A代表に割って入るのは厳しかったか。

アルジェリア代表にとっては大きな戦力となるはずで、3年後のワールドカップを目指す戦いがますます楽しみなものとなってきた。

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