ジェラードはリヴァプール退団を後悔していた 実現しなかったジェラード×クロップ「ブレンダンとの5カ月を我慢すればクロップと……」

クロップはどんなふうにジェラードを使っただろうか photo/Getty Images

どんなケミストリーが生まれたか

現アル・イテファク指揮官で、リヴァプールのレジェンドでもあるスティーブン・ジェラード。イングランドではユース時代からリヴァプール一筋であり、14-15シーズンの終了とともにリヴァプールを退団。MLSのロサンゼルス・ギャラクシーへ移籍していった。

しかし、本人はこのタイミングでの退団を後悔しているという。理由は、15-16シーズンの途中にそれまでの指揮官であるブレンダン・ロジャーズに代わってユルゲン・クロップがやってきたからだ。

『The Anfield Wrap』がSNSに投稿した動画で、ジェラードは語っている。ジェラードはレッズから15-16シーズンの契約延長をオファーされたが、ロジャーズからは出場機会の減少を言い渡されたという。そのため新天地への移籍を決断した。しかし、今にして思えば、もう1シーズン留まって10月にロジャーズの後釜としてやってきたクロップと仕事をしてみたかったという。
「打ちのめされたよ。私はアメリカ行きを選び、1年間の延長にサインしないという決断を下した。でももし延長に応じていたら、ユルゲン・クロップのもとで6カ月の時間を与えられたかもしれない」

「でも、当時の監督はブレンダンだったんだ。試合に出場できる機会がどんどん減っていくだろうと言われていた。リヴァプールのサブにはなりたくなかったし、当時はまだ自分が最高のミッドフィールダーだと感じていた」

「なにが起こるのかを知っていたら、1年の延長にサインしてブレンダンの4〜5カ月を我慢し、クロップとの6カ月を得ただろう」

リヴァプールだけでなくプレミア最高のMFとも謳われたジェラード。もし残留していたら、クロップとの間にどんなケミストリーが生まれていただろうか。

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