今夏はMFジュード・ベリンガム、GKケパ・アリサバラガ、FWブラヒム・ディアス、FWホセル、MFアルダ・ギュレル、DFフラン・ガルシアといったメンバーが加入したレアル・マドリード。
ベリンガムをトップ下に配置し、FWヴィニシウスとFWロドリゴの2トップにする新フォーメーションはここまで順調だ。4試合を終えて、4連勝を記録し、8得点2失点という文句のつけようのない滑り出しだ。
今夏はストライカーのFWカリム・ベンゼマが移籍したため、CFの獲得に動くことが考えられたが、無理にベンゼマの後釜の獲得に動くことはなかった。
しかし、引き続きベンゼマの代わりとなる選手の獲得を考えている可能性が高いレアル。第1ターゲットは、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン。ムバッペだ。
レアルはここ数年、ムバッペをターゲットとして動いていたが、獲得にまでは至っていない。PSGとの契約を延長する可能性もあるが、現在のままだとムバッペの契約は来夏にはきれる。
今季限りで退団する可能性が高いが、レアルは以前のように合意間近で獲得を逃してしまうことに備えて、代役の選手をピックアップしているようだ。スペイン『Fichajes』によると、ムバッペを獲得できなかった場合の代役にマンチェスター・シティに所属するアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスに注目しているという。
マンCは、ブライトンでプレイするFWエヴァン・ファーガソンに興味を示しており、同選手との契約に1億1000万ユーロという驚異的な金額を費やすつもりだと考えられていると、英『Sky Sports』が報じたことを受けて、レアルはアルバレスの獲得に進む道が開かれる可能性があると、同メディアは報じている。
アルバレスは昨シーズンよりマンCに加入し、3冠に大きく貢献した。同じ時期に加入したFWアーリング・ハーランドの存在もあって、出場時間は限られたが、公式戦通算17ゴール5アシストを記録。
2028年まで契約延長したばかりのアルバレス。今季もマンCは主力として、4試合で2ゴール1アシストを記録し、リーグ戦4試合は全てスタメンフル出場している。