マンCデビューを果たしたFWドク 「可能性を感じさせる」と現地メディアは評価も選手自身は悔しさを露わに

フラム戦でデビューしたマンCのドク photo/Getty Images

4節フラム戦でデビュー

今夏レンヌからマンチェスター・シティに加入したベルギー代表FWジェレミー・ドク。サウジアラビアに移籍したリヤド・マフレズの代役として新星ドリブラーに多くの注目が集まった。

プレミアリーグ第4節のフラム戦でスタメン出場を果たしたドク。マンCデビューと同時にプレミアリーグデビューを飾った。

試合はFWアーリング・ハーランドのハットトリックもあり、5-1で勝利し、開幕からの4連勝を記録。ドクは76分までプレイした。
最初は、右サイドでプレイしていたドクだが、試合の途中で左サイドのフィル・フォーデンとポジションを変えると、そこから輝きを放つ。得意のドリブルとスピードを武器に随所でドクらしさを発揮。指揮官のペップ・グアルディオラ不在の中でも上々のデビューを飾った。

英『Daily Mail』でもチームに溶け込むのは時間がかかるが、可能性を感じさせるプレイだったと、新加入選手を評価している。しかし、ドクは自身のデビュー戦について「素晴らしい気分だ」とコメントしながらも、プレイの出来には不満を感じているようだ。

「彼(ハーランド)はすべて得点する。彼は得点するのに多くのチャンスを必要としない。今日我々はそれを見たし、難しい試合で彼は3ゴールを決めた。我々をたくさん助けてくれる」

「だからこそ、チームにアシストやゴールをできないことが悔しいんだ。私はデビュー戦でベストを尽くそうとしたし、次の試合でもベストを尽くしたい」(英『Manchester Evening News』より)

ドクはデビュー戦であったが、得点やアシストを記録できなかったことに悔しさを感じているようだ。

フォーデンやベルナルド・シウバ、ジャック・グリーリッシュといった世界屈指のメンバーとポジション争いを強いられるドクだが、マンCに新たなオプションをもたらすことを期待させるプレイぶりであった。

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