ビスマは中盤の支配者だ 20デュエル勝利+10タックル成功させた今季初の選手に

中盤に君臨するビスマ photo/Getty Images

新スパーズの中心に

プレミアリーグ第3節で、ボーンマスを2-0と破ったトッテナム。エースストライカーのハリー・ケインが抜けてどうなるかと思われたが、2勝1分の勝点7で上位につけている。

アンジェ・ポステコグルー体制になって起用される選手も変わってきたが、MFイヴ・ビスマはそのひとりだ。昨季はリーグで10試合の先発にとどまったが、今季は絶対的なレギュラーとして中盤に君臨している。『Whoscored.com』によれば、この試合で4度のタックルを記録し、チームの勝利に貢献した。

『Squawka』によれば、ビスマは今季のプレミアリーグで20のデュエル勝利と、10のタックルを成功させた初めての選手となっている。アントニオ・コンテが指揮していた頃は戦術的な適応に苦労したともいわれるが、今季は完全に一皮むけた印象がある。
トッテナムは9月末にライバルのアーセナルとのノースロンドンダービー、10月1日にはリヴァプールとのゲームがある。アーセナルもリヴァプールもいまだ本領を発揮しているとは言い難く、トッテナムが好順位で推移するためにはライバルを叩いておく必要がある。ビスマのおかげで強靭な中盤を手にしている現在のトッテナムならば、十分に可能性があると思わせる。

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