更なる新戦力の獲得はなし? レアル指揮官のアンチェロッティは今夏の補強終了を宣言

レアル・マドリード指揮官アンチェロッティ photo/Getty Images

新戦力のベリンガムが躍動

パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペは退団の噂もあったが現在は落ち着いている。

ムバッペはPSGとの契約延長を拒否し、来夏での移籍を望んでいたが、クラブはフリーで移籍させることを拒み、今夏にムバッペを売却する方向に動いていた。しかし、高額な移籍金が必要とされるムバッペの獲得に動くことができたクラブは限られていた。

ムバッペは昨年もPSGを退団し、レアル・マドリードへの移籍が噂されていたが、結局PSG残留を選んだ。今夏もレアル・マドリードへの移籍が噂されたが、今夏のムバッペの獲得を聞かれたレアルの指揮官カルロ・アンチェロッティは否定している。
「選手の補強はもうない、100%言い切れる。我々のチームは完成しており、選手は今シーズンのことを考えている」(英『BBC』より)

ムバッペの移籍先として注目されていたレアルだが、今夏の選手の補強はもう行わないようだ。ムバッペは一時、トップチームから離れていたが、現在はPSGとの関係を修復し、チームに復帰している。PSGと前向きな話し合いをし、2025年までの契約延長を結ぶ可能性も浮上している。

サウジアラビアに移籍したFWカリム・ベンゼマの代役探しが必要だと思われていたレアル。しかしトップ下に抜擢された新加入のジュード・ベリンガムが躍動し、不在を感じさせないほどのプレイを見せている。

レアルは今シーズンすでに、GKティボー・クルトワとDFエデル・ミリトンが負傷離脱し、今季絶望の大怪我を負ってしまったが、ここまで2試合を消化し、2連勝を飾っている。

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