ストライカーをとれなかったらユナイテッドの前線はどうする? マウントに加えオナナも獲ったらお金がない

サンチョの偽9番なども試している photo/Getty Images

アイデアでなんとかするしかない?

今夏はストライカーの補強を行うと思われていたマンチェスター・ユナイテッド。しかし、現時点で補強したのはMFメイソン・マウントであり、GKもダビド・デ・ヘアの退団に伴って新たな守護神も見つけなければならない。現在はインテルのアンドレ・オナナを追っていると言われている。

さて、ユナイテッドは本当にストライカーを補強できるだろうか。英『Daily Mail』によればユナイテッドの今夏の補強予算は1億2000万ポンドだという。すでにマウントの獲得に6000万ポンドと予算の半額を費やしているため、当初第一ターゲットと思われていたトッテナムFWハリー・ケインには手が出せない状況。トッテナムはケイン獲得に少なくとも1億ポンドを要求するとされている。GKオナナの獲得にも5000万ポンドを超える移籍金が必要とみられているため、そうなるとユナイテッドには予算があまり残されていない。

アタランタのラスムス・ホイルンド獲得の交渉も行っているようだが、同紙によればアタランタはホイルンドの放出に8600万ポンドを要求し、ユナイテッドが提示した金銭+代替選手というオファーをはねつけた。ナポリのビクター・オシムヘンもPSGが1億ユーロほどのオファーで獲得に乗り出したと仏『Le Parisien』が報じており、こちらも高額なうえライバルが多い。
『Daily Mail』は、指揮官エリック・テン・ハーグが少し創造的になる必要があるかもしれないと綴っている。マーカス・ラッシュフォードを中央に戻すか、一昨季のペップ・グアルディオラがやったようにゼロトップでしのぐか。実際に先のリーズ戦では、ジェイドン・サンチョを中央に配置した。

経済的な問題に直面しそうなユナイテッドのストライカー探しは、どのような結末を迎えるだろうか。

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