ブラジルに戻って《149戦86ゴール》と止まらない 36歳の今も怪物すぎるフッキ劇場続く

アトレチコ・ミネイロで輝くフッキ photo/Getty Images

ロシア、中国時代を上回る得点ペース

ブラジルのレフティーモンスターに限界はない。

今年も順調にゴールを重ねているのは、アトレチコ・ミネイロでプレイするFWフッキ(36)だ。

フッキが母国ブラジルのアトレチコ・ミネイロへ移籍したのは2021年冬のことで、年齢的には大ベテランと呼んでもいい年齢だ。しかし、フッキは今が全盛期なのかもしれない。
今年も全コンペティション合わせて35試合で21ゴールと大暴れで、チームは南米No.1を決めるコパ・リベルタドーレスでもベスト16入りを決めている。

情報サイト『Transfermarkt』はフッキの驚異的な数字を紹介しているが、フッキはアトレチコ・ミネイロで通算149戦86ゴールを記録している。これまでフッキは日本の東京ヴェルディやコンサドーレ札幌を含め複数のクラブでプレイしてきたが、1つのクラブで決めた得点数としてはアトレチコ・ミネイロ時代の今が最多だ。

それも、試合数があまり変わらないのも特長的だ。アトレチコ・ミネイロでは149戦86ゴールとなっているが、ロシアのゼニト時代は148試合プレイして77ゴール、中国の上海上港では145試合で76ゴールを記録しており、アトレチコ・ミネイロでのペースは印象的だ。リーグレベルはそれぞれ異なるが、ブラジル国内リーグは決してレベルの低いコンペティションではない。

大きな怪我も少なく、左足の威力も相変わらずだ。フッキも現代を代表する鉄人プレイヤーであり、アトレチコ・ミネイロでもまだまだ勢いは止まらないだろう。

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