久保建英はまだビッグクラブへ向かうタイミングではないのか 21歳の至宝にとって重要な環境選び

ソシエダで圧巻のパフォーマンス見せる久保 photo/Getty Images

ビッグクラブ行きは成長の妨げになる恐れも

レアル・マドリードFWマルコ・アセンシオは今夏に退団する可能性が濃厚とされており、最近は後釜に関する話題が続いている。

その候補者の1人に、レアル・ソシエダでブレイクする日本代表MF久保建英の名前が挙げられている。

ソシエダでのパフォーマンスから考えれば、話題になるのも頷ける。アセンシオと同じレフティーアタッカーであり、右のウイングとして計算できる。
久保は昨夏にソシエダへ完全移籍しているが、レアル・マドリードのサポーターの中には成長した久保のカムバックを望む人もいるだろう。リーグ戦では9ゴール4アシストの成績を残しており、アセンシオと比較されるところまで実力は上がっている。

ただ、スペイン『as』は久保の帰還が実現する可能性は低いと主張。久保のキャリアを考えても、今のタイミングでマドリードへ戻るのは久保の成長を阻害する可能性があると指摘している。

ソシエダでは充実の時間を過ごせており、21歳の久保が焦る必要もないだろう。ソシエダは来季のチャンピオンズリーグ出場権も手にしており、今は確実に出番を確保できる環境でプレイすべき時か。

マドリードのようなビッグクラブでプレイする姿も見てみたいところだが、マドリードではアセンシオと同じように出番が限定される可能性が高い。同メディアもロドリゴ・ゴエス、ヴィニシウス・ジュニオールの方がウイングとしてハイレベルと見ており、さすがの久保もまだブラジルのヤングスター2人を超えるまでには至っていないか。現時点で2人からレギュラーポジションを奪うのは簡単ではないだろう。

21歳の今は準強豪クラブとも言えるソシエダでのプレイが理想的と言えるか。

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