目指すは今週中の合意 ナポリ会長はルイス・エンリケ確保に全力を注ぐ

ナポリ新監督候補のエンリケ氏 photo/Getty Images

注目の監督人事だ

今季のナポリはルチアーノ・スパレッティ監督の下、33年ぶり3度目のセリエA制覇を成し遂げた。チャンピオンズリーグでもクラブ史上初のベスト8入りを果たし、世界中から注目を集めた。

来季の躍進にも期待がかかるが、エースFWヴィクター・オシムヘンやDFキム・ミンジェなどといった主力には多くのビッグクラブから関心が寄せられている。そして、チームを栄光に導いたスパレッティ監督の退団も有力視されており、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は彼の退任希望をほぼ受け入れている状況だ。

伊『calciomercato.com』によると、現在ナポリはバルセロナやスペイン代表の指揮官を務めたルイス・エンリケ氏との契約に全力をあげている。デ・ラウレンティス会長は今週中にエンリケ氏と合意に達することを望んでいるようで、年俸純額1000万ユーロ(約15億円)の2年契約という条件でオファーを提示しているという。
また、英『Football Italia』によると、デ・ラウレンティス会長はオシムヘンやFWクヴィチャ・クワラツヘリアの将来を保証することで、エンリケ氏を納得させたいという考えも持っているようだ。攻撃のキーマン2人が確実に残るとなれば、チーム作りを進めていく上で大きなプラスとなるだろう。

エンリケ氏と契約を結べなかった場合は、ボローニャ指揮官のチアゴ・モッタ監督などが代替案になるとのこと。スパレッティ・ナポリの3シーズン目が見られないことは残念だが、後を継ぐ人物がうまくチームを進化させることに期待したい。

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