就任4カ月で最大のタスクを果たしたエヴァートン指揮官 残留後すぐに喝を入れる

残留を果たしたエヴァートン指揮官のショーン・ダイシ監督 photo/Getty Images

劇的な結末を迎えた最終節

先日行われたプレミアリーグ最終節。優勝、CL争いはすでに結果が出ていたこともあり、多くの注目は残留争いとなった。残留をかけて最終節を戦ったのがエヴァートン、レスター、リーズだ。

勝てば自動的に残留の決まるエヴァートンが有利な状況であったが、ウェストハムと対戦したレスターが34分に先制ゴールを決めたため、勝たなければならない状況となった。ボーンマスと一進一退の攻防が続く中、57分にアブドゥライェ・ドゥクレがスーパーゴールを決めリード。終盤の猛攻もGKジョーダン・ピックフォードがスーパーセーブ連発。1-0で勝利し、劇的な残留を果たした。指揮官のショーン・ダイシ監督は喜びを爆発しながらも英『Sky Sports』にてこうコメントしている。

「とても嬉しい。選手たちにはこの状態ではいけないと伝えたところだ。魔法のような一日だが、結局は私たちはこのような形になるべきではない。私たちはチームとしてよくやってきたし、その信念を守り続けた。メンタリティは素晴らしかった」
残留したことを誇りに思いつつ、エヴァートンはこの位置にいるべきではないとコメントしている。1月にエヴァートンの監督に就任し、残留という最大のタスクをこなしたダイシ監督。最大のタスクを実行した後にすぐに喝をいれたエヴァートンの指揮官は来季こそチームの再起を誓う。

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