エヴァートンでデビューした12年前の衝撃は凄かった ドレンテが絶賛するNEXTジェラード候補だった男

エヴァートンで才能を伸ばしたバークリー photo/Getty Images

5人制サッカーのメンバーに選出する

かつてレアル・マドリードなどでプレイしたオランダ人DFロイストン・ドレンテを覚えているだろうか。

フェイエノールト、レアル、エヴァートン、レディング、UAEのバニーヤースなど様々なクラブでプレイしてきた選手で、レアル加入当初は高い攻撃力が期待されていた。

今回そんなドレンテが『一緒にプレイした選手で組むフットサルチーム』を選出しているのだが、この人選が話題を呼んでいる。

やはりスター軍団・レアル時代のチームメイトが中心になっているのだが、ドレンテはそこにエヴァートン時代のチームメイトであるMFロス・バークリーを含めているのだ。

「キャリアの中で素晴らしい選手とプレイしてきたから、5人を選ぶのは難しいね。ただ、1人目は間違いなくペペだ。彼はクレイジーだよ。彼とは対戦したくないだろう。GKにはカシージャスを選ばないとね。見てきた中でも最高のGKの1人だ。中盤には自分を入れて、前線にはロビーニョだ」

「それから、エヴァートンからも誰かを迎えたい。中盤で私の隣に、ロス・バークリーだ。ロスと一緒にプレイするのが好きだったんだ。ピッチ内外で好きだったよ。彼はとてもパワフルで、速くてテクニックもあった。エヴァートンにいたときの彼はかなり若かったよね。確か18歳くらいだ。それでも、彼はその年齢から特別な存在になる予感があった。物事がスムーズに進まなかったのは残念だけど、彼は私のチームの5人目だ」(英『Daily Star』より)。

ドレンテは2011-12シーズンをエヴァートンで過ごしており、バークリーはそのシーズンにデビューしている。若い頃はNEXTジェラードなんて期待もあり、エヴァートンの中心選手へと育っていった。そのインパクトにはドレンテも驚いたようだ。

残念ながら、バークリーはその後ステップアップしたチェルシーで爪痕を残せなかった。現在はフランスのニースでプレイしており、最近はイングランド代表もご無沙汰だ。期待通りの成長曲線とは言えないだろう。

縦へのパワフルな攻め上がり、パンチ力のあるシュートなど、Newジェラードになる素質はあったはず。まだ29歳と挽回可能な年齢ではあるが、再びイングランド代表に入れるだろうか。

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