ラフプレイに耐えたジャカ、しかしその裏で“ジャカ兄”がキレていた! スイスリーグでカード13枚飛び交う大乱戦

アーセナルのジャカは感情をあらわにしながらも耐えていたが…… photo/Getty Images

タウラント・ジャカ他4選手が退場

プレミアリーグ第35節で、3位ニューカッスルと対戦した2位アーセナル。敵地セントジェームズ・パークで0-2の勝利を挙げ、勝点を81とし逆転優勝に望みをつないだ。

この試合はニューカッスルの荒々しいディフェンスにさらされたアーセナル。MFグラニト・ジャカが熱くなりかけるシーンも見られたが、カードが出ることもなく無事に試合を続行。アーセナルは敵地で貴重な勝点3を手にしている。ジャカはたびたび試合中に熱くなり、手が出てしまうのが玉に瑕だが、この日はラフなプレイにたびたびさらされながらも耐え、フル出場で勝利に貢献している。

だがその裏で、彼の兄であるFCバーゼルのタウラント・ジャカが爆発していた。
試合は0-0で迎えた終盤にチューリッヒのブレディアン・クラスニーキーがペナルティエリア内で倒され、チューリッヒはPKを獲得。これをロコ・シミッチが決めてチューリッヒが土壇場で先制した。その後イフェアニ・マシューが1点を追加してアウェイのチューリッヒが0-2と勝利している。

ジャカは試合終了間際に、マルケザーノの首根っこをつかんで引き倒すようなラフなプレイをとがめられレッドカード。PKの判定が微妙だったこともあり試合は大荒れとなり、他にもバーゼルのヴァウター・ブルヘルとカシム・アダムス、チューリッヒのミルリンド・クリエジウにレッドカードが出され、レッドカード4枚、イエローカード9枚、合計13枚のカードが乱れ飛ぶ大乱戦となってしまった。

熱くなりやすいのは、血筋なのだろうか。バーゼルはこの敗戦で4位ルッツエルンとの勝点差を4まで広げられ、来季の欧州リーグ参戦に黄信号がともっている。

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