ブライトンではまだ“424分間”しかプレイせず…… チェルシー離れたギルモアが中盤の柱となる日は

今季よりブライトンでプレイするギルモア photo/Getty Images

まだブライトンでは真価を発揮できていない

今季絶好調のブライトンではモイセス・カイセド、アレクシス・マクアリスターといった選手が中盤で眩い輝きを放っており、カイセドとマクアリスターはチームに欠かせぬキーマンだ。

その中で出番を増やせていないのが21歳のスコットランド代表MFビリー・ギルモアだ。

ギルモアといえばチェルシーのアカデミーで育ってきたセントラルMFで、昨夏の移籍市場閉幕間際にブライトンへ完全移籍することに。
ただ、ブライトンは今季途中に指揮官がグレアム・ポッターから現任のロベルト・デ・ゼルビに交代している。指揮官が代われば、スタイルも変わっていくものだ。ギルモアにも戸惑いはあったかもしれない。

結果的にギルモアの出番は少なく、今季ここまで424分間しかプレイしていない。今のところデ・ゼルビの下でファーストチョイスになれていないのだ。

真の勝負は来季からだ。先日行われたウォルバーハンプトンとの一戦では、今季3度目となるリーグ戦での先発出場を飾り、好パフォーマンスを披露している。今後カイセドやマクアリスターといった主力がビッグクラブに引き抜かれた場合、ギルモアの出番も増えていくと予想される。

技術の高いMFとしてチェルシー時代より期待の大きかった選手だが、ギルモアはブライトンで主力となっていけるのか。ウルブズ戦はその可能性を感じる一戦となったのではないか。デ・ゼルビの要求に応えるだけの技術力は備わっており、ブライトンの中盤をさらなる高みへ導く可能性を持つMFだ。

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