モラタ、デパイ、グリーズマンら恐怖の攻撃陣 打ち合いに勝てるアトレティコの強み

デパイも重要な戦力に photo/Getty Images

バリエーション豊富な攻撃タレントが揃う

前半戦は思うように勝ち点を稼げないところがあったが、ディエゴ・シメオネ率いるアトレティコ・マドリードは年明けからきっちりと調子を上げてきた。

後半戦で印象的なのは、タレント揃いの前線だ。リーグ戦ではFWアルバロ・モラタがチームトップとなる12ゴールを記録し、アントワーヌ・グリーズマンも11ゴールまで数字を上げてきた。グリーズマンはチャンスメイクの部分でも印象的で、グリーズマンこそがチームの中心だ。

そこに6ゴールのアンヘル・コレア、今冬バルセロナから加入したFWメンフィス・デパイも4ゴールと続く。
3月にはセビージャを6-1、前節のバジャドリード戦も5-2と攻撃陣が爆発して大勝を収めている。堅く守って勝利する過去のシメオネ・スタイルとは異なるかもしれないが、後半戦は複数得点を挙げて勝利するゲームが増えた。

得点数は首位バルセロナが60ゴール奪っているのに対し、3位アトレティコも55ゴールと負けていない。2位レアル・マドリードが69ゴールと先を行くが、今のアトレティコ攻撃陣もなかなか強烈だ。

優勝争いからは出遅れてしまったが、今季も3位にはつけている。このあたりはさすがシメオネと言ったところで、この攻撃陣が来季どう進化していくのか楽しみだ。

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