ロドリゴ、ベンゼマ、ヴィニシウス、アセンシオの《4枚同時起用》も面白い レアルがリーグ戦で試す攻撃的布陣

バジャドリード戦ではレアル攻撃陣が躍動 photo/Getty Images

照準は国王杯とCLにあり

1日にバジャドリードを6-0のスコアで撃破したレアル・マドリードは、2列目でマルコ・アセンシオ、ヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ・ゴエスの3人を先発させた。

ゲームではロドリゴ、アセンシオの2人が中央のスペースを互いに使用するパターンもあり、スコアが示す通り攻撃陣の出来は見事だった。

スペイン『Tribuna』はFWカリム・ベンゼマとロドリゴの同時起用が形になったことを評価する。ロドリゴは左右のウイングに加え、中央でもプレイ出来る選手だ。得点感覚も高く、ロドリゴとベンゼマの併用が機能すれば面白い。
今季は国内リーグで首位バルセロナに12ポイント差をつけられており、逆転は厳しい。ターゲットは準決勝まで勝ち進んでいるスペイン国王杯、準々決勝まで進んでいるチャンピオンズリーグだ。

国王杯は5日にバルセロナとの2ndレグを予定しており、1stレグは0-1で落としている。まずはこの一戦に全力投球だ。

指揮官カルロ・アンチェロッティもそこに照準を絞っているはずで、国内リーグを様々な布陣をテストする場に使うこともできる。果たして国王杯とチャンピオンズリーグでアンチェロッティはどのような布陣を選んでくるのか。オーソドックスな[4-3-3]だけでなく、得点を奪うべく今回のようにアタッカーを増やすパターンもあるだろう。このあたりの人選も終盤戦の注目ポイントだ。

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