インターナショナルマッチ・ウィークが終わり、リーグ戦が再開される。現在プレミアリーグ首位に立っているアーセナルは、19年ぶりのリーグ優勝を目指して残り10試合を戦っていくことになる。
2位マンチェスター・シティとの勝ち点差は現状8開いている状況だが、消化試合数はシティの方が1試合少ない。アーセナルにはまだ順位を逆転されてしまう可能性が大いにあり、ここ5シーズンで4度プレミアリーグを制しているシティが相手となればなおさらだ。
この優勝争いの行方は、かつてマンチェスター・ユナイテッドで5度リーグタイトルを獲得したウェイン・ルーニー氏も注目している。特にアーセナルがリーグ終盤戦のプレッシャーに耐えられるかどうかに興味があるようで、米『CNN』にこのように語っている。
「アーセナルが優勝することを願っている。でもシティが彼らを悩ませると思う。それには興味をそそられることになるだろう。アーセナルは長い間この位置に来ることがなかったから、優勝に近づくにつれ多くのプレッシャーがかかると思う」
「シーズンの最後の10試合に入ると本当のプレッシャーが始まるんだ。だから彼らが今シーズンやってきたことを維持できるかどうか、とても興味がある」
やはりこういったプレッシャーに耐えるという点においても経験豊富なシティに分があるように思えるが、アーセナルにはそれすらも上回りそうな勢いがある。DFウィリアム・サリバやDF冨安健洋が先月17日のスポルティング戦で負傷してしまったダメージは大きいが、そういった逆境も跳ね返し、栄光を手にすることができるか。