クロアチア代表は、EURO2024予選グループステージでトルコ代表と対戦。この試合で大車輪の活躍を見せたのがMFマテオ・コバチッチだった。
立ち上がりはトルコが優勢だったが、20分に好機を見逃さなかったコバチッチがゴールに流し込んで先制。前半ATにも、弾かれたマリオ・パシャリッチのシュートを押し込んだ。この2点を守りきり、クロアチアは勝利を手にしている。
コバチッチは2ゴール以外にも、中盤で攻守に奮闘した。タッチ数91、タックル成功率100%、パス成功率88%、デュエル勝利が8回、7度のボールリカバリー、3回のクリア。英『Squawka』はこれらの数字を並べ「Magic from Mateo」と称賛している。ゴールを決めただけではない、中盤で積極的にゲームをつくり、ボールの回収に奮闘したことが、これらの数字から浮かび上がってくる。
コバチッチの活躍もあり、クロアチアは1勝1分でグループDの首位に立った。37歳のMFルカ・モドリッチ、仕事人マルセロ・ブロゾビッチもまだまだ元気な姿を見せているが、この強靭な鉄人MF陣の働きはクロアチアの強さの根幹となっている。