来年のEURO2024はドイツで開催されるが、ドイツ代表の人気は如何程なのだろう。
ドイツは開催国のため、EURO2024予選には参加しない。先日には南米のペルー代表と親善試合をおこなって2-0の勝利を収めているが、独『Sport1』はこのゲームの平均視聴者数が636万人とそこまで増えなかったと指摘。ドイツ代表人気が回復していないと不安視している。
人気低下の理由があるとするならば、やはりワールドカップ2大会連続グループステージ敗退か。2014年大会は優勝したが、2018年大会はまさかのグループステージ敗退。
昨年のカタール大会も初戦で日本代表に1-2で敗れ、そのままグループで姿を消した。当初グループEはドイツとスペインが優位と予想されていたため、まさか日本に負けるとはドイツのサッカーファンも予想していなかったかもしれない。
ドイツから見れば日本は格下だったかもしれないが、こうした格下相手の黒星は印象が悪い。強豪ドイツが2大会続けてグループステージ敗退は珍事であり、代表人気が低下したとしても不思議はないか。
自国開催のEURO2024は人気を取り戻す大きなチャンスであり、もちろん求められているのは優勝だ。親善試合を通してハンジ・フリックがどうチームを組み立ててくるのか。EURO2024での失敗は許されない。